平成1186

                                 南海サッカースクール

                                 総監督  寺尾  隆

  平成11年 82日  よみうりランド

    PM 15:30 総合開会式

  4チームの12ブロック別に予選1次リーグ、ブロック1位のみ2次リーグ進出

  8組 清水FC(静岡県) 鹿島アントラーズ(茨城県) JFC(高知県) 貴志FC(和歌山県)

  前年度優勝県の静岡県と同じブロックに入り苦戦が予想される。

83  予選リーグ

   PM  15:25  よみうりランド 芝生  天気快晴  温度  33

      貴志FC(和歌山県) 0- 1 JFC(高知県)

      和歌山県は前年度ベスト16に入っている県でサッカーのレベルは低くはない

      貴志は単独チームだがキビキビとした動きで中盤をしっかり作りオープン攻撃を

      得意としている。システムは4..3.3でウイング攻撃から崩してきた。

      旭JFC4.4.2でボランチを置きダイレクトプレーで縦への攻撃を得意としている。

   前半 00  

      立ち上がりは貴志の方が動きに堅さがみられた。五分五分の展開だったが貴志が徐々

      に中盤を制した。中盤の横パスからオープン攻撃を何回か仕掛けるが、クロス

      のタイミングが速く決定的チャンスまではなかなか行かなかった。旭は中盤のプレス

      を良くかけボールを奪えばすぐFWにつなごうとするが、縦すぎてなかなか攻めきれ

      ない。GKの岩村の背の高さでクロスボールへの反応は非常によかった。

   後半 10

      前半と同じような展開になり貴志の攻勢が10分ぐらい続くがシュートを打たせない

      DFの守りは立派だった。特にスイパーの和田が相手の攻撃を読み決定機を作らせな

      かった。10分過ぎから徐々に旭の中盤からのクロスが効き始め何回かキーパと11

      があったが相手の戻りも早く点にはならなかった。15分に相手の横パスをDFがカッ

      トしすぐFW湯浅に縦パスを送った湯浅は相手DF2人ドリブルでかわし右45

      からクリーンシュートを決めた。残り5分は旭が見違えるようにパスが通り出し、

      そのまま逃げ切った。

   総評 貴志は中盤にパスの回数が多くシュートまでに時間がかかりすぎた

      旭は縦への意識が強すぎ、なかなかFWにボールが渡らなかったが最後まで徹底的

      に縦を意識した攻撃が最後に生きた。相手をかわしシュートを打つことの大切さを

      改めて感じた。

試合終了後、相手ベンチに挨拶へ