平成11年8月6日
全日本 清水FCとの戦い 南海サッカースクール
総監督 寺尾 隆
清水は清水市からの選抜チームで静岡県予選680チームの第一代表
市内何千人からの選抜で身体能力は非常高い。前日の予選で鹿島と0―0の引き分け
の為3.3.4の超攻撃的な布陣で得点を取る強い意思が感じられた。
旭は2人ストッパーを採用し真中の2人をマンツーマンでマークしなおかつハーフ
の大黒をボランチに起用しツートップで望んだ。
前半 0―3
清水の一方的な展開だがGKのファインプレーでなんとか10分は頑張った。
清水は中盤のポジションチェンジを頻繁に行い出すと旭のマークが除々にずれ出した
11分に右からクロスを上げられハーフがダイレクトで蹴りこみ先制された。
その後も一方的に攻められ旭は苦しい展開が続いた。旭は縦へ急ぐあまりパスも
つながらなかった。13分14分とコーナキックからヘディングで決められた。
コーナキックのボールは曲がりヘディングも正確だったが、旭DFはもう少し競り
合わないと自由にプレーされる。
後半 0−1
立ち上がりから相手のスピードになれ、そう簡単には突破されなくなった。旭も身体
能力が高くマークが良く出来シュートも体で防ぎ9分は0点でしのいだが、疲れから
ファールが続きフリキックからGKのはじいたボールを味方がオワンゴールした。
その後は旭も徐々にパスが出始めFWも得意のドリブルが使え出した。
GKも再三シュートを防ぎ良く守った。
総評
技術、体力、スピードとも素材の違いをはっきり感じた。しかし後半は相手のスピー
ドに慣れなんとかやれはじめたので、やはり強い相手との練習試合は必要と感じた。
また、旭の子供でも何人かは全国でも通用するだろう。
旭は16人全員出場できた事は貴重な経験となるだろう。