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オリセン内定者研修
179
: 17/01/29-23:43
hana@H29内定者

管理者様、いつもお世話になりありがとうございます。派遣されるまで、こちらのサイトでたくさん情報をいただいたおかげで、無事、一週間の研修を終えることができました。

終えてみての率直な感想は、とても大変だったけれど、一緒に派遣される方々との交流や、具体的な派遣先の情報を得ることができ、とても有意義な研修だったということです。派遣に対するさまざまな不安が解消された点もあり、楽しみになってきた反面、「派遣教員としての責任の重さ」も感じ、別の不安もわきおこってきました。

研修内容だけでなく、一週間のオリセン生活の中で感じたこと、今後参加される先生方のお役に立てればと思い、思いつくまま書かせていただきます。

研修内容
 1日目(1/22)受付、資料配布、オリエンテーション
 2日目(1/23)〜6日目(1/27)講義・演習・相談
  (在外教育施設派遣教員の心構え、健康、安全、学校別情報提供、現在の教育事情、特別支援教育、教育相談、給与・健康・引っ越し・渡航などの相談など)

持参するとよいもの
 ・スーツ(研修中の服装。スーツを何着も持っていかなくても、女性であれば、ジャケット1着とスカートやパンツで着まわしている方もいらっしゃいました。
 ・ジャージ(文科省からのプリントでは、持ち物はとてもシンプルで、どこまで持参すべきか悩みました。パジャマと書いてありましたが、ジャージのほうが、朝食等少し外に出るのに便利かと思いました。)
 ・便座除菌シート、ウェットティッシュ、ぞうきんも一枚あれば、(オリセンの宿泊棟は、ベッドと机があるだけの部屋でした。少年の家のようなものをイメージされるとよいと思います。最終日に清掃をしますが、以前使われていた方の清掃が不十分な印象もあり、少しふいたりできるものがあると助かるのに…と何度も思いました。)
 ・洗剤、柔軟剤、洗濯ネット(コインランドリーがあるので、途中洗濯はできます。必要な方は少し持っていかれてもよいかと思います。)
 ・スーツ以外の私服1セット、運動靴やはきなれた靴(登録者の方は、この研修中に再度健康診断を受けに行きます。また、夕方から夜の時間に食事に出たりすることも可能でしたので、スーツだと疲れる方は私服を持っていかれてもよいと思います。)
 ・大きめの袋(研修でいただく資料は、かなり多く大変重いので、可能ならばスーツケースに余裕をもっていかれることをお勧めします。荷物は、オリセンから宅急便で送ることができ、料金も関西圏で1500円程度でしたので、私は送りました。翌日午前中には自宅に届きました。)

 あとは、宿泊に必要なものを持参されるとよいと思います。施設内にコンビニもありますので、足りないものは購入もできます。

 研修中の講義態度が良くない(居眠りや時間を守らない、話の途中でざわざわするなど)と、文科省の方から、全体で注意をされることもありました。場合によっては、個人的に注意され、所属を聞かれる人もあったようです。)派遣教員としての自覚と責任をもって、研修にのぞまなければならないと思いました。
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派遣されるということは…
180
: 17/01/31-23:14
lala-H27派遣者

オリセン研修に参加された皆さん、お疲れ様でした。

>  研修中の講義態度が良くない(居眠りや時間を守らない、話の途中でざわざわするなど)と、文科省の方から、全体で注意をされることもありました。

今年もそうした様子が見られたことが私自身は残念で仕方がありません。
我々派遣者は、市町村・都道府県の推薦を受けた時点でもはや個人としてどうこうではなく、推薦してくださった方々に対する責任・感謝・使命など多くのものを背負っています。さらに文科省で選ばれ公用旅券を手にするということは日本を代表して海外に渡航するということです。緑パスポートで渡航している間は、私人ではなく公人であり、常に責任ある行動が求められるのだということを我々はいつも自覚しておかなければいけないと思いました。


>場合によっては、個人的に注意され、所属を聞かれる人もあったようです。)派遣教員としての自覚と責任をもって、研修にのぞまなければならないと思いました。

赴任までは、『派遣内定者』です。場合によっては派遣の取り消しもあることを知っておかなければいけません。取り消しを受けた場合、それまで関わってくださった多くの方に多大な迷惑をかけてしまうことは社会人であれば容易に想像がつくことだと思います。
これから派遣される、また派遣を希望される方々が同じようなことの繰り返しにならないよう細心の注意を払って行動されることを願わずにはいられません。私自身も他人ごとではなく、自分の行動を常に律し、周囲の期待に沿う働きをしていかなければいけないとあらためて思いました。

hana@H29内定者様の投稿をお借りして、このように私見をぶつけてしまい申し訳ありませんでした。
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責任感の軽重あって当たり前?!
181
: 17/02/01-18:41
Anonymous@29年度派

lala-H27派遣者様

はじめましてAnonymous@29年度派遣者と申します。先生の先を見越した投稿に大変助けられました。ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

lala-H27派遣者様が書かれていたことにひとつ追記させてください。それは、派遣されるみなさまの背景の違いからくる責任感の軽重についてです。長年志してきた念願の在外教育施設派遣の内定をやっと手にし並々ならぬ思い出研修に臨みました。がしかし、理想と現実はかけ離れたものでした。hana@29内定者様が書かれていた通りで、私自身もそういった方を拝見したり、「どこに旅行するか家族で楽しみにしています」と第一の目的が旅行と言わんばかりにいる方とお話してlalaH27年度様のように憤りを感じておりました。ただ、派遣される人材、年齢、も様々で私からするとまだ教員経験が浅い、いや浅すぎるような方も多くいらっしゃいました。研修を通して、いろいろな都道府県の方と意見交換をするなかで、都道府県によって選抜方法や推薦する人材がそれぞれ違うことが分かりました。教員経験も浅く、簡単に試験をパスされた方に責任感とか使命感とかは理解しがたいものかもしれません。旅行についての苦言があったにも関わらず、翌日のロビーで「なぁなぁ私スノボセットもって行こうと思うねん。ヨーロッパに行く特権と思うねん。」と大声で楽しそうに話していた人たちを見ました。そういった人もいるけど、自分は自分で推薦してくださった方に恥ずかしくない行動を取ろうと思いを強くしました。和して動ぜず。自分自身が課せられた使命を忘れず教育活動に邁進します
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Re: 責任感の軽重あって当たり前?!
182
: 17/02/04-16:14
本年度内定者研修会参加者

本年度、在外教育施設内定者研修会の受講者です。個人的には今回二度目の派遣になります。hana@29内定者さん、lala-H27派遣者、Anonymous@29度派遣者さんが言うことは私も全く同感です。しかしながら、私はその状態もやむを得ない状況になってきていると感じています。

私が初めて派遣になったのは、かなり昔のことですが、その時は都道府県内選抜で多くの希望者がいました。さらに当時の文部省レベルで5〜6倍の倍率があったように記憶しております。当時は希望してもなかなか派遣教員への道は厳しかった時代で、何人もの希望者が諦めたのを知っています。

今回の研修会で担当者も言っていましたが、都道府県からの推薦者=内定者に近い状況とか。また都道府県内でも、あまり希望者がなく、これも希望者=推薦者に近い県もあると聞いています。多分、都道府県教委が逆に希望をしても優秀な教員をあえて海外に出したがらない状況もあるように考えられます。これほど、毎年都道府県別の小6,中3の成績が公表されれば、良い教員は自分たちの県のためにと考える都道府県教委の思いも十分に理解できます。文科省への推薦はあくまでも都道府県教委に任されています。また、文科省は都道府県教委から上がってくる推薦者が例えどのような人物であれ、推薦者として扱うしかありません。

これも担当者が言っていたことですが、もはやシニア派遣の方々を抜きにはこの在外教育施設派遣制度は成り立たないところに来ています。これだけ国内の教育現場では、世代交代、若い先生の育成に力を注いでいる現状を考えれば、全く向いている方向が違います。これは文科省も分かっていながら、制度の存続が第一と考え、致し方ない処置と考えているはずです。

私は初めて派遣された時、選考面接等々で、海外子女教育に対して、いかに心の中に燃えたぎるものがあるのかを主張してきました。しかし、実際には海外にいる子どもたちがどのような状況にあるのか、行ってみなければ分からないのが事実でした。日本国内で教職についている我々は、他の経験者からや他の文献からどんなに海外子女教育の情報を仕入れても、実際に理解するには行ってみないと分からないのです。では、なぜ在外教育施設派遣を希望するのか、それは単純に海外生活に興味があるという原点があるからです。これがあるかないかのレベルになって来ていると感じています。

言い方が極めて極端ですが、もはや現状では、文科省は海外子女教育に対して熱意ある国内の優秀な教員を確保するのは難しい状況であり、旅行でも何でも海外に興味がある教員を確保して急場を凌いでいる段階に来ている様に思います。これは現在派遣されている先生方や内定者の先生方を、海外子女教育に熱意がなく優秀でないと言っているのではないですから、誤解のない様に願います。

研修会中に引っ越し業者との打ち合わせがありました。私は二度目でしたから大体の要領は心得ていました。初めての先生方が多く、色々な質問が飛び交いました。これは大変重要なことで、「海外で教える」には「海外で生活」しなくてはいけません。海外で生活できなければ海外で教えるところまでいきません。
初めての若い先生方が、気になる点を業者に質問するのですが、その中に初めて行かれるシニアの先生方もいました。シニアの先生方は私なんかの大先輩であり、教育に関しては多大の経験があり、在外教育施設の教育現場にとっては大変大きな力になられると思うのですが、引っ越し業者との打ち合わせを聞いていると、本当に海外で生活できるのか、他人のことながら心配になりました。定年退職を迎えて、なお、海外子女教育に対しての思い入れは凄まじいものを感じるのですが、60歳を超えての初めての海外生活を、どのように捉えているのかと不思議に思ってしまいました。引っ越し業者に同じ質問をしていても、若い先生なら頷けるのですが、シニアの先生がなさると、本当に「海外で生活」できるの?と思ってしまいます。せっかく先生方の定年まで磨き上げた教職経験が生活できないと全く生かされません。そんな不安を感じました。

長々と私の個人的な思いを投稿してしまいました。若くてTPOをわきまえぬ先生方が気になったとのご指摘は、重々理解できますし、私もその通りだと思います。自分一人で内定を獲得したわけでもなく、原籍校の校長先生や市教委、県教委の色々な方々のご支援があっての今だということを理解して、自分の行動に責任を持たなくてはいけません。その通りです。しかし、私はその上で、昔と違い今は、そんなTPOをわきまえない教員経験の浅すぎる先生方や、海外で生活できるかどうか他から見て不安に感じるシニアの先生方がいる集団なのだという現実を受け入れなくてはいけないのだと思っています。その上で、それに気がついた我々は何をすべきか考えていかなければいけないのだと思っています。

在外教育施設派遣に興味を持たれて、この掲示板をご覧になっている先生方がおられたら、この投稿の内容の低いところを見ず、高いところを見ながら、是非挑戦してください。
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派遣者は、玉石混合か?
184
: 17/02/06-10:17
Webmaster

直前研修の感想をお寄せ頂いた参加者の先生方、貴重な情報有難うございました。
先生方の投稿文を読みながら、赴任予定者の様子を垣間見させていただきました。

その中で、同世代のシニア派遣予定者の様子に少々驚いております。少し前までは、シニア派遣者は派遣経験の条件がありましたが、現在はなくなっております。そのため、海外派遣が初めての方もいるわけです。

還暦を過ぎてからの海外生活のモチベーションは何だろうか? と推測しております。
定年まで築き上げた経験を活かすなら、「再任用」が最適です。
健康面では、世界トップレベルの医療体制のある日本を離れ、
言葉・気候・食べ物の違う、日本国内とは段違いのリスクを伴う異文化での仕事を選択した理由は?

頂いた情報に依りますと、派遣内定者445名中

>115名がシニアとなっております。

その内訳は

>シニア内訳 (校長 32名、教頭、17名、教諭 66名)
>シニアの男女比 (115名中21名が女性、1名の教頭を除けば教諭での派遣)

この数字が示す通り、派遣者の25%を超えていますので、ご指摘のとおり、シニアなくしては成り立たない派遣制度になっていることが分かります。

では、生活の糧となる所得(給料)を、お寄せいただいた資料を元に試算してみました。
在勤基本手当は、基本的に現役派遣者と同額です。赴任地の物価によってかなりの差が発生していますが、
基本手当・配偶者手当・住宅手当などが付き、

>基本手当 フランス・パリ日本人学校 校長の場合、485300円、これに配偶者が同伴する場合は、12.5%の手当が支給
>別途 住宅手当を約2千ユーロ支給

約54万6千円と住宅手当となります。年間約650万円となり、赴任に準備した支度金は、退職金または年齢が達していれば特別老齢厚生年金(65歳までの支給)で補完できることになります。結果、60歳の定年退職した人の収支としてはバランスが取れ、生活費で苦労をすることはないでしょう。更に、派遣2年目からは、税金の負担がぐっと軽減、住民税は当然「0」となる。

現在の60歳は1980年代のバルブ期の頃と比較して、医療・栄養の改善から、5歳も10歳も肉体は若いと言われております。多分、精神的にも難関苦楽でも「まだまだやれる」と思っている方も多いのでしょう。
しかし、情熱だけでは、空回りします。結果として、

>一部の方は2年もつかどうか、不安視する様子。

総務省のレポートによれば、シニア派遣者は2倍の倍率を突破されたことになります。それなりのフィルターを通過した皆さんです。出願した初心に戻って、頑張って欲しいものです。

>昔と違い今は、そんなTPOをわきまえない先生や、海外で生活できるかどうか他から見て不安に感じるシニアの先生方がいる集団なのだという事実を受け入れなくてはいけない

大多数の真摯な派遣教員がいる一方、各都道府県の状況や文科省の募集条件の緩和に伴い、この状態は今後とも増加します、減少は無いと判断します。
対策の一例としては、既に各BBSに関係者の皆さんが投稿されいる通りです。待遇改善が見られない限り、解決は困難でしょう。

また、シニア世代だけでなく、一般的な常識の低い教員の増加も現実問題としてあります。
具体例を挙げると、何度かこのBBSにも掲載し、FAQにも記載しているとおり、

>群馬県国際理解教育研究会の著作権意識

です。三人寄れば文殊の知恵、この状態を備えた集団・研究団体のはずですが、一向に修正が見られないのは残念です。著作権意識の欠如とWeb公開の理解不足の教員集団と言えます。
誤解のないように、上記の2点以外では、この研究会、活発に活動をしており、研究会のWebへアクセスをすることを勧めております。
風の便りに、当地では上州名物「空っ風」ならぬ「南風」か?、今回の直前研修でも派遣者は2名前後の様ですが

>便り 平成28年度 第9号(H29/2/20発行予定)の基礎資料作りに努力されていました。

手書きの資料作成、ご苦労様でした。Webで公開されるのを楽しみに待っております。


ということで、タイトル名を

>派遣者は、玉石混合か?

にしました。何と言っても皆さん、人を教える立場の職業に従事しております。自己修正しながら、在外教育施設で学んでいる児童生徒のために、

>玉

となるよう成長されることを切に願っております。同時に海外派遣で得た「もの」は、きっと皆さんの人生において貴重な財産になります。頑張って下さい。

このWebを通して、公文書の募集要項では知ることのできない、派遣に関する表裏の実情・実態を入手し、そこから、何かを掴んで頂ければ、幸いです。
ここに投稿された4名の先生方の様な観点をお持ちの派遣教員が増えることを願っております。

以上です。Webmaster
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現実を受け入れつつ、その一方で…
186
: 17/02/06-21:29
lala-H27派遣者

Anonymous@29年度派遣者様・本年度内定者研修会参加者様・Webmaster様

 私の勢い余った投稿に貴重なご意見・ご指摘頂き、誠にありがとうございました。私自身、もう少し物事を肯定的に捉えたり、人様に自分の考えを押しつけるような文章の書き方にならないよう気をつけたりしていかなければと反省しているところです。

 Anonymous@29年度派遣者様がご指摘くださいましたように、私も各都道府県の現状や派遣者の条件緩和により、以前のような質の高い教員の確保が難しくなってきていることから、派遣者が感じる責任にも軽重の差が見られているという事実については理解しているつもりでいます。前回の投稿も、オリセンで話題となったような方々に対して「責任がないなら行くな」と批判したかったわけではなく、あの投稿を読んで派遣前に少しでも任地に赴く自覚と責任を高めてもらえればと思う一心で書かせて頂きました。
 ただ一方で甘いことを言ってもいられず、派遣先では保護者も現地で働く方々もそうした教員がいることを仕方がないことだ・それでもよく遠くまで来てくれたなどとは思ってはくれないのです。特に海外にいらっしゃる保護者の方は、お子さんが日本に帰ってからも困らないようにと教育に必死です。教員に対する期待は日本以上に感じます。熱心な取り組みは全力でサポートしてくださいますが、そうでないものに対しては表には出さなくても厳しい目が向けられています。派遣教員の質の低下は教育現場だけでなく、保護者間でも問題視されており、その厳しい目は、一部教員に対してではなく、学校全体に向けられてきているところもあります。(教員だけでなく、管理職の中にも旅行気分なのでは?という方がわずかながらおり、そうしたことが拍車をかけているのではないかと思います。)
 またまた批判的投稿になってしまいそうですが、私が思うことは、派遣教員各々に様々な事情や背景・指導経験や志望動機の違いがあったとしても、子供達や保護者の前ではみな求められるものは同じだということです。そのためにも、赴任先では厳しい海外環境の中で学校生活を送る子供達のためにすべての努力を尽くしていかなくてはならないですし、年齢や経験による指導力の差は教員全員が一致団結して協力することで補っていかなくてはならないと思うのです。この実践の根底に必要なものは、教員一人一人の熱意です。派遣者はみな都道府県・文科省の面接でこの熱意を問われたはずです。その受け答えが偽りでないということだけは我々が最低限見せていかなくてはならないないのではないかと思うのです。それが派遣者としての責任感だと思うのです。

 私は、Webmaster様の『自己修正』しながら、在外教育施設で学んでいる児童生徒のために成長をという言葉や、本年度内定者研修会参加者様のこの現状に気づいた我々が何をすべきか考えなくてはならないという言葉が大変心に響きました。人に訴えるだけでなく、今自分がここ任地にいる意味と自分の立場・経験で何ができるのかをいうことをこれからもっともっと追究し、行動していきたいと思いました。派遣ももうすぐ3年目、ここまであっという間でした。最後の1年間を目の前の子供達、そして学校のこれからのために、これまで以上に意味あるものになるよう努力していきたいと思っています。
 分かりづらいまとまりのない文章になってしまい、大変失礼いたしました。皆様、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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Re: 現実を受け入れつつ、その一方で…
196
: 17/02/16-07:38
本年度内定者研修会参加者

lala-H27派遣者 様

貴殿の投稿、拝見しました。私が派遣される日本人学校に貴殿の様な方がいらっしゃればなあと期待しています。

内定者研修会で、どの様な表現だったかハッキリ記憶しておりませんが、年次による格差?年次によるセクト化?が問題になっているとの指摘がありました。

在外教育施設経験年数=実際の教員経験年数×派遣年次であると、、。例えば、教頭先生は教職経験年数が25年で派遣1年目だから25×1=25 俺は教職経験年数9年で派遣3年目だから9年目×派遣3年目=27 で俺の方が日本人学校では偉い! などととんでもない現場での常識がまかり通っていて問題になっていると言う事をおっしゃっていました。

私が過去経験した日本人学校でもそれが顕著でした。何か派遣3年目の先生方は、全ての行為に免罪符を得ているが如く踏ん反りかえっている様な感がありました。年度当初の職員写真撮影でも、最前列の校長先生、教頭先生の隣に若い20代や30代前半の3年目の先生方が居座り、新しく来た年配の先生が上段に立つという光景は、一般社会の組織図としては、奇異な光景だと思われます。それが当たり前のことであり不自然な構図であると、その中にいると何も感じなくなってしまっているのではないかと思われます。それは、職員写真に限らず、一事が万事に繋がっていると思われます。

私は、日本人学校の教師集団が一枚岩として活動する事を阻む大きな要因の一つはこの事だと思っています。それでも、かつては優秀な個性あふれる教員が個人技で乗り切ってきた感があるのですが、派遣教員集団の質的低下が顕著になってくる昨今では、やはり組織として、いかにまとまって対応するかにかかっていると思います。当然管理職が中心となった組織としての力が必要になると感じています。

私は、こういう時だからこそシニアの方々のお力をお借りできればと思っているのですが、どうでしょうか。シニアの皆様の経験値は何よりも大きなものです。新しい生活に対応する事は、若い教員よりもいささか困難さはあったとしても、彼らの教職経験を正しく教職現場で生かしてもらえればと思っています。これが日本の職場にはない利点でもあるはずです。

私が言いたかった事は、lala-H27派遣者さんが仰った次の一節と全く同じです。

>年齢や経験による指導力の差は教員全員が一致団結して協力することで補っていかなくてはならないと思うのです。

在外教育施設も、今こそ組織として対応しなければならない時代に来たのだと感じています。
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