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Content-type: text/html; charset=shift_jis Abroad-海外で教える(平成29-31年度用)

Abroad-海外で教える(平成29-31年度用)


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記事No 645
タイトル Re^3: 面接内容
投稿日 : 2019/08/06(Tue) 17:36:58
投稿者 本年度帰国者
参照先
 今春帰国して、久しぶりにこの掲示板を見ています。
私は過去、複数回派遣された経験があります。
そこで感じたことは、都道府県から推薦された先生は、ほとんど合格するということです。

 文科省は派遣教員の確保が出来ず困っています。昨日のA新聞でも公立小中教員不足1241件と出ていました。そんな状況で都道府県及び政令指定都市教委は文科省に先生を送り出す余裕がありません。文科省からの要請で仕方なく数人推薦者を出している状況です。ですから推薦を受けた方々は100%合格します。

 統計的に100%でないとするなら、それは途中辞退者だと思います。

 面接の中で思想的に過激な発言や、あまりに横柄な態度を取らない限り合格します。新学習指導要領等の設問に答えられないよりは答えられた方がいいですが、それは本人の気分の良し悪しで、答えられなくても大きな問題にはなりません。大体、「小学校英語」の質問をされた受検者と、「道徳の教科化」の質問をされた受検者をどのようにして比べるのでしょうか?どだい無理な話です。
 
 質問内容はあくまでも形式的なものであり、人物確認するだけです。文科省も人物確認をせず合否を決めるわけにはいきません。そのために行っている作業に過ぎません。でも楽観視するとそれが態度に表れますから、慎重にやりましょう。

 ただ、シニア派遣者は違います。面接で合否が決まります。シニア派遣者の倍率は実質2〜3倍だろうと思います。シニア派遣者は定年退職者です。そのような教員は、日本人学校で何を求められているかということを考えてもらえればと思います。60才過ぎてですから決して熱血溢れる教員を期待していません。長い教員生活で得た経験を生かしてもらうことを期待しています。

 日本人学校では、校長・教頭を支え、若い先生方をまとめて導く主任の役目だろうと思います。だから、面接では敢えて難しい質問を投げかけ、その時の受検者の経験者としての対応を見ているのだと思います。中学校の定年退職者が小学校の新学習指導要領のポイントを知らなくても何も問題にはならないと思いますが、知らないことをどのように面接官に応えるか、その時の、人格的なものを見ているのだと思います。目先の質問に答えられたかどうかではありません。

 高校受験の面接でも我々はそのように指導してきたのではありませんか?誠実さと長年の教育者としての滲み出る経験を発揮してください。そうすれば合格します! 

 頑張ってください!

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