シニアのパソコンレベルが就労を阻害している

シニア就労・海外からも注目(日経 2018/7/19付け)

リクルートジョッブズの宇佐川邦子氏は「これまでのシニアはパソコンが使えなかったため、働く場所が限られていた」氏のパソコン(PC)レベルが具体的に示されていない。今日のシニア、PCからE-Mailの送受、文書作成・編集、エクセル集計等は使える。
もっとも、シニアが朝から晩までデータ入力は無理だろうが、何か一方的な見方の分析である。

OECD(経済協力開発機構)加盟国の中でも日本のシニア層の就業率は高く ~(省略)~、日本のシニア就労の取り組みは海外からも注目を集めそうだ。
なんか、シニア就労を高く評価しているような印象を持つが、何故、諸外国と比較して高いか、の原因は触れていない。

本の場合は、紙面が十二分にあるので、下記の本などが参考になる。
藤田孝典氏「続・下流老人」朝日新聞出版 2017/1/10 第2刷発行 p.85~

以下、藤田氏の著書より
日本のシニアは死ぬまで働かざるを得ない状況があるらしい。
氏は「社会保障が整備されていない国ほど、高齢者の就業率が上昇する傾向にある」とし、我が国の社会保障の不備がシニア就労を高めいてる。
具体的には
下がり続ける年金受給額
②上がり続ける介護保険料
③上がり続ける生活費

これらの項目は、以前から指摘されており、政府の仕事である。シニア層がひっ迫している経済的な困窮な生活状態を最優先に考えるべきだが、安倍首相の周りは、腹心の友に代表されるブルジョアばかりだから、理解できないだろう。首相の頭にある優先順位は、憲法改正がダントツの様で、どうしようもない。

あぁ、俺もそのうち、下流老人となり生活保護を申請するようになるかもしれない。

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