株価暴落時に一服の清涼剤

澤上篤人氏「10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え」朝日新書 2008/6/20 第6刷発行

米中の貿易戦争にサウジアラビアのジャーナリスト殺害、米国の中間選挙、マイナスの動きが目立つ。今日も米国の市場の影響を受け、日経平均の終値は前日比822円安い21266円、これは、今年の2月9日(金)の前日比508円安の21382円よりも低くなっている。(日経 2018/2/10付け)この3週間ほどで3000円以上の下落。
10/1(月)の終値は24245円で1991年11月以来の高値を付けた。(日経新聞 2018/10/2火 付け)
10/26(金)の終値は、21184円で、2月より安くなった。どこまで下がるのだろうね。月曜日は??

(画像は、日経プラス、2018/10/24放映より)

投資信託も以下の状態。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
設定来高値  11143円(2018/10/04)
設定来安値   9911円(2018/10/25)

楽天・全米株式インデックス・ファンド
設定来高値  11824円(2018/10/04)
設定来安値   9576円(2018/03/26)

そんな時、10年前に発行された澤上氏の本を引っ張り出した。今となっては古い記述内容もあるが、示唆に富んだものもある。
冒頭の「はじめ」から p.6
実際に、われわれ長期投資家は経済指標やら相場動向、あるいは企業の業績見通しなどは、すべて無視します。~(中略) そこには、「どのくらいの投資リターンが見込まれるのか」とか「リスクはどれくらいあるのか」といった、投資運用によくある計算ずく頭でっかちの議論が入り込む余地などいっさいありません。ありのは、将来への方向性と、断固たる行動のみ。

また、
1年に2,3回はかならず株価全般ドカンと下がるときがあります。そこをの逃さず、「待っていました」と行動に出る。 p.104

そういうことで、今回も今年2回目の暴落と解釈しているが実際はどうなんだろう。年末には結果がでる。に退避しようか。(退避説は、今朝のモーニング+に出演の 〇〇氏のアドバイス)

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