「定年バカ」タイトル名に魅かれて購入した本である。勢古浩爾(せこ こうじ)氏 「定年バカ」SBクリエイティブ(株)2017/12/28 初版第4刷発行。増刷の様子から読んだ方も多いと推測する。
大江英樹氏はWebのマネー研究所、2018/11/1に掲載された「自由に楽しんでこそ定年生活 『べき論』にはしばられない」である。
本とWebコラムのため、記述量は全く違うが、共通している点は、各種の定年本の「老後はこうあるべき」への批判である。勢古氏は39本の定年本をメッタ切りにしている。気持ちがいいくらいにズタズタに酷評している。
定年後は、ボランティア活動するもよし、地域活動に精を出すのも良し、図書館詰めもよし、何もしなくてもよし、TV三昧でもよし、肩ひじ張らず、各個人に応じた老後を過ごせばいい、を主張している。
勢古氏の本の帯には、「ベストセラー『定年後』(楠木新:中公新書)に影響されて、充実した定年後にしなきゃと急がされない!「自分はこれで行く」と思えればそれでいい生き方」とある。
そうなんだ、押し付けはやめろ!!。明日は、土曜日、朝からビールを飲むぞ!!。