年金はあてにできないもの(郡山史郎)
前出の「定年前後の『やってはいけない』」青春新書 p.107~p.109
私は、年金制度はいずれ破綻すると思っている。~省略~
客観的に記載していると思われるが、GPIFについては辛らつである。GPIFの資料に目を通しているが、株価下落のマイナス面のみの記述で、毎年の運用益が3%台ある実績については触れていない。GPIFの功罪(プラスとマイナス)の両面から延べないと、どう考えても意図的な記述である。
また、年金の9割は税金と保険料から構成しているが、この点については全く記載なし。筆者は元ソニー子会社の社長、何かそこに意図が隠されているだろう。
この本、相当増し刷り・重版しているので読者によればGPIFの運用を誤解する人も多いだろう。
当ブログでも今市太郎氏の「年金破綻説」については攻撃的に書いている。年金が破綻する前に日本国も破滅するだろうから、パスポートもなく難民になる。現在、無職の高齢者の収入のほとんどは年金である。年金が「破壊」すれば、日本の高齢者の大半の生活は……。
政府にとっても年金問題は鬼門であり、どこの国だったか忘れたが、支給年齢を繰り下げが国民の猛反対にあい、できなかった国もある。