今日、確定申告の期間が終わった。
緊張をもってキーボードから各種数値を入力したが、この本を読んで、コケてしまった。10年前の本であるが、大村大次郎「無税生活」KKベストセラーズ 2009/10/20 初版第一刷発行 である。
読了は、「税金の徴収って、そんなにアバウト??」と驚くことばかり。
はじめにの部分で「サラリーマンから見れば信じ難い話かもしれないが、税金を払っていない人、通常より非常に格安で済ませている人は、けっこう多いのである。」
ウソ!、こんなことあるの??
中見出しから、強烈である。
1、金持ちに減税、貧乏人に増税 p.16
2、税金は取りやすいところから取るもの p.22
3、税金は声が大きいものが得をする p.27
4、サラリーマンの権利は薄弱なのに義務だけが大きい p.29
5、無申告は税務署の盲点 p.90
6、税金は話し合いで決められる p.94
7、FX長者は税金を払わない p.117
8、職業上の知識を活用し税金をほとんど払っていない公務員 p.124
40年近く公務員で給料から一円単位で源泉徴収されていた経験からは、驚きの文言が続く。
税金の世界では「十五三一」(とうごうさんぴん)
サラリーマンは所得の10割に税金がかけられる、自営業者は所得の5割にしかかけられない、農業は3割、政治家は1割という現状を表した言葉 p.137
なぬ、政治家は所得の1割、どうなっているんだ!!