zakzaku:夕刊フジ公式サイト(2019/11/13の記事)
「ごく平均的なサラリーマン夫婦」とのことで記事を書いている。夫サラリーマン、妻は専業主婦。
腑に落ちないのは(矛盾点)
1、夫の年金の欠陥期間はなかった。(基礎年金は満額ある、6万5000円)
2、60歳の定年後も5年間の雇用延長とある。(経過的加算の年金の可能性大)
3、妻は国民年金とあるので基礎年金(6万5000円)あり。
4、妻の国民年金を差し引くと、夫の年金は12万5000円(基礎年金含む)
5、夫の基礎年金を差し引くと、厚生年金は6万円(低すぎ)
6、30代で購入した一戸建てのローンは完済。(年収はそれなりにあった割には厚生年金6万円は低すぎ)
ということで、これで世帯年金収入が19万円となっている。「ごく平均的な…」であれば、他の年金記事で頻繁に使われている厚労省のモデル世帯22万から23万程度はあるはず。60歳以降年収200万円で厚生年金をかけていれば、経過的加算は年金15万円程度はある。となると、モデル世帯額に加味して23万から24万か?
この記事何をもって、世帯年金を19万にしたのか、不明。従って、「標準シニアのプラスα就業」この記事そのものも当てにならない。
✳年金は基本的に月額に換算。
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