年金「月28万円」の両親…老人ホームの請求額に息子は絶句
(幻冬舎 Gold Online 2019/11/14)
『人生を破滅に導く「介護破産」』(2017年6月23日刊行)の抜粋。
1、母親は要介護5で特別養護老人ホーム入所、自己負担は約17万円。
2、父親は持ち家で生活。家の借地料が月8万円
3、息子(東京都内在住の会社員、44歳)実家へ4万円の仕送り。
4、両親の収入は年金28万円と仕送りを合計して32万円。
5、父親の生活費は、32万円-(17万円+8万円)=7万円
息子も出費が重なるので4万円の仕送りも難しくなる。32万円の収入でも破綻状態。そこで今後の計画は
両親を離婚させて2世帯に分け、1世帯あたりの年収を抑えて住民税を非課税にすることで再び補足給付を受ける。
父親と母親の年収が幾らになるか明記なし。また「補足給付」の説明もなし。
具体の対策を知りたいのだが、要介護になったら大変だ、の印象しか残らない。
残念な記事内容となっている。
この際、人生に万歳して、生活保護を受給する方法はないだろうか。
息子とは離縁して、支援を受けることができないとか、そんな方策はないものだろうか?
誰でも高齢になると何らかの身体的・精神的な不具合が発生する。重篤な様態になれば、一般的な年金額では当然不足する。そうなれば、国が保証するのが国家だろう。ピンピンコロリと行けばいいのだが…。
ということで、先のことを心配し過ぎると生産的な発想は無くなるなぁ。
ただ、介護保険制度、要支援・要介護等について、今後必要な知識が掲載されている