この表記は正しいか?厚生年金の受領金額(月額)

国民年金・厚生年金は実際いくらもらっている? 平均や分布はどうなっているのか | Mocha(モカ)
https://fpcafe.jp/mocha/1976

小野みゆき氏の記事である。記事やグラフによれば、(記事より抜粋)
国民年金の受領金額(月額)
男子のAVGは58,775円
女子のAVGは53,342円

厚生年金の受領金額(月額)
男子のAVGは163,840
女子のAVGは102,558円

モデル世帯の夫はサラリーマン、妻は専業主婦の夫婦二人世帯の年金額の合計は約21.7万円、二人とも厚生年金を受け取っている世帯の年金月額の合計は約26.6万円だといえるでしょう。

国民年金(基礎年金)     厚生年金とあるが…

(ここまで)

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さて、日本の公的年金は「2階建て」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/structure/structure03.html

会社員は、国民年金(基礎年金)と厚生年金の二階建てになっている。

小野氏の金額を厚生労働省の2階建てを当てはめると
会社員の平均は
男子のAVGは、222,615円(国民年金+厚生年金)←これは間違い
女子のAVGは、155,900円(国民年金+厚生年金)

モデルパターンの夫サラリーマン+専業主婦の夫婦二世帯の年金額は約27.6万円となる。←これは間違い(夫の222,615円+妻の基礎年金 53,342円)正しくは(厚生労働省のモデル世帯)では約22万1500円。(日経新聞 2019/06/15)

と言うことで、小野みゆき氏の厚生年金とあるのは、国民年金(基礎年金)もいれた二階建ての合計金額となる。
この辺を明確に説明していないと、あれあれ、雑な表記となる。それとも、これくらいは読みこなせとのことか?。年金のプロなら素人に分かるように丁寧な記述をしなくちゃ。

ついでに、企業年金や個人年金をしている場合は、四階建てのビルとなる人もいる。

ちなみに、日経新聞(2019/06/15 田村正之によれば、

高齢夫婦の無職世帯の1ヶ月の平均収入は 20万9000円、支出は26万4000円で毎月5万5000円の赤字

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