年金の繰下げは、メリットばかりの記事を多く見かける。70歳まで繰下げると142%UPする。更に75歳まで繰り下げると184%と約2倍弱……。
今回のWeb情報は、公租公課(税金)にスポットを当てた、額面ではなく手取りをメインに記述している。
併せて確認したいのは、いつもの田村正之氏の著書「人生100年時代の年金戦略」(日経経済新聞社)の「公的年金、フル活用のための実践例」p.97~
Webの結論は
人生は何が起きるかわかりません。そう考えるともらえるものは早くもらっておくことをお勧めします。
当家の場合は、これまでブログに投稿したとおり、厚生年金は受給(加給年金があるため)で基礎年金は繰下げ中である。年間39万円の加給年金を無視するのはもったいない。年金は保険という原則論で考えると、収入があり、預貯金の取崩しせず、生活ができておれば、基礎年金の繰下げは妥当と判断している。
あと、希望は確定申告のお勧め記事があれば、と思っている。田村氏の本によれば、「多くの税理士は、『一部に医療費控除をしている人がいるくらいで、年金生活者の多くは確定申告はしていない』とみています。p.197~p.198 既報のとおり、確定申告により当家では控除額が増え、所得税の還付金があったり、住民税の額が低くなっている。
年金支給開始年齢繰下げ。75歳までできるようになった。得か損か? その注意点は? その2(ファイナンシャルフィールド)
https://financial-field.com/pension/2020/07/20/enしゅうにがありtry-82915
年金の繰下げ受給で気をつけたいこと(年金住宅福祉協会)
https://kurassist.jp/topics/topics03-5.html
公租公課(住民税・健康保険・介護保険など)が具体の数値を上げて詳細に書かれている。【図表10】では、2~3倍になっている。