滞仏時代、欧州を旅したが、何のことはない。仏国ではバカンスは当然の権利となっている。その裏付けとなる、元駐仏大使の情報である。
某BBSにも書き込んだが、ブログのネタに困ったのでこちらにもUPする。(某BBS文のコピペ)
今、日本経済新聞の「私の履歴書」で、松浦晃一郎氏(第8代ユネスコ事務局長/外務省北米局長/駐仏大使)が連載している。色々と興味ある内容となっている。日本は経済やハイテク、更には先進的な研究で中国に相当引き離されているが、キッシンジャーが国務長官の時代から
「アジアの中核は中国で日本の評価は高くなかった」
とか、松浦氏はガーナの野口英世記念公園を作った人物とのこと。過去、この公園を訪れたとき、立派とは言えない公園だったが
日本から遠く離れたこの地(ガーナ)で、相当尽力されたことが容易に想像できた。この辺の苦労話をもっと読みたいものだ。
さて、No.7(2020年8月7日付き)、副題の「長い夏休み、欧州各地を旅行する」である。
西欧の夏休みは日本よりも長い。妻と一緒にフランス国内だけでなく、周辺国によく旅行に行き、色々と勉強になった。加藤大使に「一緒にギリシャに行かないか」と誘われ大使のBMWで2週間かけて、ドイツ・オーストリア・ハンガリー・ユーゴスラビア・ギリシャ・イタリアをドライブした。
とある。加藤大使が2週間も休暇を取っていたことなど、知る由もないが、フランスはバカンスの国、バカンスのために働くお国柄。
先進国の中で年休取得率最低の日本、働きバチの日本人とは対極的な国民性を持った、まさに異文化の国。
若干、補足すると、フランスは人口7千万人弱の日本よりはるかに少ない人口だが、
1、観光立国、日本のインバウンド人口の比ではない
2、エアバスに代表される航空産業先進国。
3、アリアーヌロケットに代表される宇宙産業先進国。
4、パリコレのファッションの国。
5、ワイン・チーズ・ジビエなど美食の国・農業国。
6、原子力発電の廃棄物の処理能力のある国。
7、オリンピックの公用語の国。
8、”24 Heures du Mans” の車社会の先進国……etc。
「郷に入っては郷に従え」当方もチョッピリ、フランス文化を追体験してみた。
彼の20年後に当方も同じような現地理解を行った。ルノーネバダ21(7人乗りのステーションワゴン)でヨーロッパを縦横無人に爆走した。
しかし、ギリシャまで車か。これはすごい。私の場合は、子供二人を連れての4人家族、必要に応じて飛行機とレンタカーを駆使した。
追体験の一部は、Web作成の練習で幾つか作っている。ソフトは、Adobe Dreamweaver CS6で今となっては相当古いソフトとなる。
最新バージョンは未確認で、スマホ未対応の頃に購入した物である。OSにLinuxを入れ自宅サーバで遊んでいた頃のデータでLink切れは多々ある。
以上、備忘録でした。