H29/12/11(月)の放映である。60歳から95歳まで生きた場合の自助努力の総額が5640万円である。
この金額の算出方法が三段階で説明された。
① 退職直前の年収 × 生活費レベル × 亡くなるまでの年数
② 退職後の年金受給総額
③ 自助努力で必要な総額 ①ー②で算出
総額の具体例は、600万円×0.68×35年=1億4280万円
年間 600万円×0.68=408万円 月換算 34万円となる。この数字、よく見かける「ゆとりのある生活」とほぼ同額。
老後にかかる医療費も含めての生活レベルを68%とした結果とのこと。
年金は、夫婦二人で月24万円で65歳から95歳まで30年間受給すると、24万×12ヶ月×30年=8640万円
1億4280万円と8640万円の差額の5640万円が自助努力で準備する金額となった。
月34万円が35年間も必要か?。高齢者でも税の徴収があり現在約15%引かれ、手取りは約30万円である。
当方、かなり節約を意識しているが、家のローンも無いのに、年間固定費・旅行費用・各種保険・生活費を単純月割りにすると、30万以上必要となっている。これは困った。
このままだとTV番組の予想通りか、それ以上必要となる。6千万円のお金、逆立ちしたって準備できない。
どうしよう、貧困高齢者まっしぐらの人生を送り始めている。
毎夜の飲酒を続け、休肝日無しで肝臓を酷使し、早急に天国へ行かないと大変な状態になる。長生きは地獄だ!!
【対策】
出来るだけ長く働く
① 70歳の誕生日の前日まで働き、それまで給料と年金(65歳までの特別老齢基礎年金と65歳からの厚生年金)で収支トントンの生活をすれば、70歳までの総生活費を削除し、70歳から95歳までの25年間の総生活費は
600万×0.68×25年=1億200万円
② 夫の基礎年金のみ70歳まで繰下げ、妻の基礎年金を2年ほど繰下げすると、夫婦の月当たりの年金が約30万円となる
年金の総収入は
30万×12ヶ月×25年=9000万円
※厚生年金を繰下げしないのは、加給年金(年間約40万円)を申請するため。加給年金に関係のない基礎年金のみ繰下げる。
③ 10200万円-9000万円=1200万円 となり、5600万円がグット低くなる。
このような机上論で上手く行けるかな??