日経マネー令和5年1月号、本日発売(R4-1121)

BSテレ東、「日経 モーニングプラスFT」で宣伝があった。(R4-11-21)

               <画像:BSテレ東 モーニングプラスFT>

雑誌は「老後資金1億円必要」とのことで、表紙はかなりケバケバしい。

   <画像:日経マネー令和5年1月号)>

1億円は総務省家計調査から算出している。
2人以上の世帯で世帯主が65~69歳の条件付き。
2人分の月間支出額は、27万5189円に12ヶ月を掛け、30年間生きるとのことで

27万5189円×12ヶ月×30年=約9906万円

   <画像:1億円の計算式>

世帯主の年齢は、当方はドンピシャリ、まさに当家の生活費のシュミレーションになっている。
繰下げ中の基礎年金を予定通りに受給すると、夫婦で400万円超え。

上の式に代入すると、
400万円×30年=12000万円

あれ、1億円を超える。何か狐か狸に化かされた方程式に見える。

    

<画像:1億円の方程式>

退職金も自分年金も不要か??楽しくなってくるシュミレーションだ!!手つかずの退職金やSBIや楽天証券にある投資金もパ~ッと使おう! しかし、この方程式によれば、夫婦年金30年間の受給額が、6120万円。年間 204万円(6120万円÷30年間)、月額17万円(204万円÷12ヶ月)。現在のモデル世帯は22万円だから、23%も少なくなる。こりゃ大変だ!!コツコツと今まで通りの地味な生活を続けるしかない!

と、いらぬ心配をしたのが出版社の思うツボ。当方、本を購入した
公式の詳細を見ると

現在、40歳の人の年金額は65歳の人と比べて2割ほど少ない額が予想されている。

その結果がこの年金額となっている。文面通りだと当方は65歳以上だから、
減額無しで年金額は400万円のままか。そうすると、無理して投資も不要となるが、どこまでこの方程式の信頼性が高いか・否か。

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