BSテレ東、「日経 モーニングプラスFT」で宣伝があった。(R4-11-21)
雑誌は「老後資金1億円必要」とのことで、表紙はかなりケバケバしい。
1億円は総務省家計調査から算出している。
2人以上の世帯で世帯主が65~69歳の条件付き。
2人分の月間支出額は、27万5189円に12ヶ月を掛け、30年間生きるとのことで
27万5189円×12ヶ月×30年=約9906万円
世帯主の年齢は、当方はドンピシャリ、まさに当家の生活費のシュミレーションになっている。
繰下げ中の基礎年金を予定通りに受給すると、夫婦で400万円超え。
上の式に代入すると、
400万円×30年=12000万円
あれ、1億円を超える。何か狐か狸に化かされた方程式に見える。
<画像:1億円の方程式>
退職金も自分年金も不要か??楽しくなってくるシュミレーションだ!!手つかずの退職金やSBIや楽天証券にある投資金もパ~ッと使おう! しかし、この方程式によれば、夫婦年金30年間の受給額が、6120万円。年間 204万円(6120万円÷30年間)、月額17万円(204万円÷12ヶ月)。現在のモデル世帯は22万円だから、23%も少なくなる。こりゃ大変だ!!コツコツと今まで通りの地味な生活を続けるしかない!
と、いらぬ心配をしたのが出版社の思うツボ。当方、本を購入した。
公式の詳細を見ると
現在、40歳の人の年金額は65歳の人と比べて2割ほど少ない額が予想されている。
その結果がこの年金額となっている。文面通りだと当方は65歳以上だから、
減額無しで年金額は400万円のままか。そうすると、無理して投資も不要となるが、どこまでこの方程式の信頼性が高いか・否か。