暇だったので昨年7月発行の本を読んでみた。半年前に出版された本である。
★親世代と子世代の経済的な違い p.18
★プラサムでの投資の考え p.69
★住宅は賃貸のすすめ p.138
あれっと思ったのは
第4章だ。
投資信託の選択でコスト(購入・信託報酬・留保額)がサラリと書かれいる。第3章までは相当詳しく当時の経済状態を書いており、くどいと思ったが、記述内容に落差がある。
ここは、投信会社の社長としてコストの1.55%と0.56%で長期保有した場合の違いなど数字を挙げた記述が欲しい。
購入手数料について「ただ、セゾン投信のように直接販売を行っている投資信託会社で購入する場合は、購入手数料を取らないケースが大半です。インターネット証券も一部の投資信託については、購入時手数料を取らないものがあります。」p.159
★お勧めの投資信託 8本 p.170
自社商品の「セゾン資産形成の達人ファンド」信託報酬 1.55%(税込み)財産留保額 0.10%
8本の一覧表で一番上に掲載するかなあ。
参考になったのは、日本株に投資する投資信託で p.183~p.184
★インデックスファンドを勧めている。~省略~どのファンドを選んでも、リターンにはそれほど大きな差は出ません。~省略~コストが安いものを選ぶと良いでしょう。何よりも最近のインデックスファンドは、ETFと運用管理費用がほとんど変わらないものもあります。コストの安さにこだわるにしても、わざわざETFを買わなくても良い環境が整ってきたのです。
この指摘は朝倉氏と同じですね。
セゾン投信の勧誘本と割り切れば、それなりに読めるが購入してまで読む本ではない。従って図書館から借りた。