発達障害バブル(日経新聞 R6/04/13)

精神科医 斎藤 環氏による本の紹介記事である。
その中で発達障害の定義的な記述がある。

発達障害は、脳の先天的な機能障害というのが共通認識である。それは「スペクトラム」と呼ばれる連続体であり、異常/正常の明確な線引きはない。
もっと言えば、発達障害かどうかを決めるのは個人の資質や特性ではない。個人と環境(家族や社会)との相互作用の中で何らかの問題が生ずるか否か。
その問題の有りように対する名前が発達障害なのだ。

そうなんですねえ。この「個人と環境(家族や社会)」のトラブルが一向に無くならない人は高学歴でも発達障害に分類される。社会=会社勤務 だから、彼はこの定義でも発達障害者となる。

最近、発達障害児・生徒に対して学校に指導に行っている専門家と情報交換する機会があった。彼の勤務状態を話すと「発達障害」との判断

で、当方の対策は「発達障害者は日本語を話す火星人」と思えば、気楽に対応可能、との貴重なアドバイスを頂いた。
彼は火星人か? 道理で常識がないはずだ!!

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