文部省選考のアピール の例 と くだらないお話。
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今をさること、約20年前の話なので、最新とは若干違っているかもしれません。その辺は差し引いて下さい。でも、海外子女教育や文科省からの派遣教員のシステムは、20年来 旧態依然、と指摘している方もいます。http://www.Abroad-kaigai.com/faq.htmlの No3 「ここ20年間の海外子女教育のトレンドは?」 をご覧ください。(平成27年1月のブログのようです。) このサイトも約20年運営したことになります。ご愛顧ありがとうございます。 さて、各日本人学校への派遣者は、各学校が必要とする人材と派遣希望者の年齢・免許教科・特技などが一致する必要があります。 誓約書で文部省宛に白紙委任状を提出せず、希望しない任地をいろいろ書いて 面接選考の時、突っ込まれた質問を受けました。こんな私がどうして派遣されたのか???デス。 派遣内示通知がきたときも信じられず、1月の派遣直前筑波研修でやっと実感がわきました。 まあ、異文化で暮らすなら、日本と対極的な文化圏で暮らしたかったので、韓国・中国を代表する東南アジア・中東・中南米・南米・アフリカ等を希望しない地域に書き込みました。酒が飲めなかったり、牛肉がダメなど制約のある国も挙げました。結局、残ったのは、北米とヨーロッパでした。 従って、あえて探すなら下記のような 5点だろうと勝手に解釈しています。 それと、運が良かったんでしょうね!! (これが一番かも) |
このことを、述べると面接官から一斉に「オー」という驚きの声があがった。 文部科学省などの官吏は、高校~大学へ進学するのが当然と思っているのかも知れません。 大卒後、民間会社に就職しその後教壇に立つ例は一般的ですが、高卒で就職 し大学進学→教員になる者は少ないのでしょう。 そう言えば大学の先輩に2人だけいました。1人は、元警察官、他は、自衛隊。2人とも県外の方で郷里で教職に就いています。 私は1校の平均勤務年数は、約2年間で県内各中学校を渡り歩いてきました。従って多数の教員を見てきたことになります。今までこのような経歴の持ち主の方には出会っていません。そう言う点では、貴重な経験をしているのでしょう。 県教委では、現在採用2年目の教員が社会研修と称して学校以外の職場へ研修派遣されていますが、とっくの昔、研修終了と言うことになるのでしょうか?。 就職の経験の反動でしょう、自由な時間が有る大学生活はバラ色でした。 |
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ここでの、2年間でキ-ボ-ドに目覚めました。母校の大学で研究の報告をしたとき原稿をワ-プロ作成しましたが、報告よりこの点を尋ねられました。 修士論文を書くのに四苦八苦した私と違い、研究室の優秀な元同僚(東京都の元中学校教諭)は、現在、某国立体育大学の教壇に立っています。 研究よりアマチュア無線活動(ライセンスは1アマ所有)をしたくて行った、というのが事実に 近いかも知れません。学生に戻り、夜な夜なDXを追いかける。ノイズの中から 弱いCWの信号を聞き分ける醍醐味。ハムの方はこの気持ち理解できますよね。 ツートツート・ ツーツートツー de トツーツーツ・トツー トトトトト トトトト ツートト トツーツー best 73 & 88(私の車のナンバーです) p.s. 実は、当方現職教員の2年間の大学院派遣者の第1号者です。(県内公立中学校 教員の中で)そのため、県教委も受験から手続きなどまだまだ未整備の点があり、チョット苦労しました。なお派遣された当時は、鳴門教育大学は工事中で、上越教育大学は学生の募集をしていませんでした。 |
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趣味の世界(アマチュア無線)からパソコンを始めたわけですが、1984年頃より 短波帯(14-MHZ)でAMTOR を運用しました。当時このモードを運用している日本の方は極小数でモデムやソフト はアメリカから個人輸入し、パソコン通信も比較的早い時期からやっていました。 注文や連絡をするために、CompuServeに加入した程です。 上記のCQhamradio誌は、1992年6月号ですが、RTTYのコラムコーナ記事を掲載。パリ赴任の二日前に関東地方のOMが壮行会を開催してくれました。当時RTTYコラム担当者のJH1BIH OMによる記事です。集まって頂いた皆さん、二文字コールやJA1の超OMさんばかり。小さな記事ですが、当方にとって、「宝物」かな。(記事は、同誌の434頁) 現在は、Pactorも止め、 20mのタワーも5m以上撤去しました。 願書に国際理解・国際交流の一つの方法として、「パソコン通信を活用した~」と書き提出しました。丁度、この頃文部省もパソコン通信ネットを構築する準備段階に入っており、この点実にタイミングが良かったと思っています。 筑波研修の時、宿舎の公衆電話から音響カプラ-を使い、パリ日本人学校へNifty経由で FAXを送りました。他の派遣者から珍しがられ色々質問を受けました。 現在はインタ-ネットの世界が教室まできています。 当時は、パソコン通信そのものが、まだまだ一般的ではありませんでした。('92年1月の派遣直前 筑波研修) しかし、昨今のインターネットの様子、本当に便利になりました。2001年、家族で過ごした懐かしい国(フランス・イギリス)へ行きましたが、自宅のディスプレイ上でホテル・コンサートなど、より安い宿の検索や入場券の問合せが可能でした。劇場の座席位置もネットで確認でき、現地の窓口でチケット購入をするのと全く損即有りませんでした。初めての劇場でも内部の様子が分るのは、おお助かりです。 |
派遣年度によって、集団化する弊害を先輩教員から聞いていましたので 人との「和」を強調。中学校からずっと運動部に所属しその中で培ったチームワークを強調。
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最初の理由と関係しますが、会社勤めで考え方が変わり 大学進学の動機に教職の魅力があった事を私の言葉で語りました。勿論、海外子女教育に関する興味・関心なども述べる。
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用語解説:アマチュア無線の部 |
DX:短波の周波数では、海外との交信を意味する。(ディーエックス) CW:モールス信号のこと。(シーダブリュ) AMTOR: ラジオテレタイプの一種、(アムター) Pactor: AMTORとPacketをミックスしたような通信方式(パクター) モード:通信方式のこと。電話・モールス・テレタイプ・SSTV・パケット通信など色々ある。 1アマ:第1級アマチュア無線技士のライセンスのこと。小学生でも取得している例がありますので、たいした資格ではありません。でも、趣味の資格(体育教師)としては骨が折れた。
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以上、独断と偏見で派遣された理由を考えてみました。 皆さんの場合は、如何でしたか。情報をお待ちしております。
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作成者:元パリ日本人学校 派遣教員 |
Server:自宅サーバ http://abroad-kaigai.iobb.net/~paris/ OSは、CentOS 5.11 |
ネット社会、高速回線 便利な時代になりました。 |
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更新日: 2016/11/55 (CQ誌を掲載)