木造住宅の耐震事業を経験して -3-

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【備忘録】

90歳を越した母親の為に、耐震工事を町に相談したが......。
母は、8月に脳梗塞で2週間入院した経緯を考え、早急に耐震工事を希望しているが、なかなか難しいらしい。

耐震改修の診断や工事の業者を知らなかったので全て役場に一任した。要するに、役場のお勧め業者にお任せした。複数業者による相見積もりは不要で、業者との随意契約となる。以前の職場では、税金を使う関係で5万円以上は、必ず複数社の見積もりをもらっていたので、今回の1社の一本釣りには、かなり違和感がある。

取り交わした各種の書類

1、高知県木造住宅 耐震診断 結果報告書
  処理日 平成28年4月26日 高知県木造住宅耐震診断評価委員会の押印有り
  調査日 平成28年4月10日

※この報告書で、あれ と思ったのは、最後に綴じてあるA3サイズの「現状平面図 縮尺1/100」 南北が逆になっていたが、ご愛用で処理。こんな図面も含め作成費用30万円強となっている。

木造住宅-耐震診断結果_H28_0626.jpg2、業者との工事請負契約書
  締結日 平成28年7月3日

建築工事請負契約書_H28-0703.jpg

注文者と請負者双方の押印があり、双方が1部持っている。

※ 業者から「工期は未記入で」との依頼があったので、空白となっている。

※ 業者からは、工期期間は約1ヶ月とのこと。

3、補助事業認定通知書
   平成28年7月4日 町長の押印有り。
  改修工事着手予定日 平成28年9月1日
  改修工事完成予定日 平成28年10月31日

補助事業認定通知書_H280704.jpg

※今回の費用は、耐震診断や設計・施工の合計で約約200万円の内、自治体からの補助が150万ほどで、当方は約50万円の支払いの予定。耐震工事のついでに高齢者用にリニューアルすると、当初の予算が跳ね上がる。

※工期着手は、当初の当方の希望は梅雨明けの7月下旬をお願いしていたが、それが、8月となり、9月となり、現在、10月下旬の連絡を受けた。町の通知書の工期完了は10月31日なのだが、当然守れない。通知書の期日等は拘束力がないようで、紙くず化 したか??。

役場に連絡をすると工期完了が違ってくるので、変更届が必要とのこと、アーア、いつになったら着工できる??。

町から補助をしてもらうので、強くは言えないが、なんでこんなに遅延になるのだろう。工事請負契約書で工期が未記入となっているので、業者へのクレームは無理か?。
今住んでいる自宅を建てたときは、着工の度重なる変更や工期完了の順延なんてあり得なく、今回と比較すると予定通りの進捗状態だったことになる。(請負金額が違うので仕方がないか)

改修工事の完了は、年を越すかも。このような遅延は、補助事業では、常識だろうか。初めてなので良くわからない。

【反省】

インターネットで調べると業者はそれなりに見つかる。役場一任にした当方に落ち度があったようだ。行政がやることだからと安心したことや業者を信用し過ぎた、自己責任も多々ある。これから、耐震工事で自治体から補助金事業をする人は、工事請負契約書で工期は空白にせず、業者と詰めた話をして期日を明記することをお勧めする。もし、業者が空白を要求してきたら、この業者への依頼は辞めたらいい。これが、今回の教訓でした。

このように、色々興味ある体験をしている。

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このページは、webmasterが2016年9月14日 22:37に書いたブログ記事です。

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