ファイナンシャルプランナーの井戸美枝の試算によると、(日経新聞 H27/12/15)
1、60歳以降に必要な生活資金は夫婦で1億1720万円
退職金・年金は大企業平均で約7000万円。約5千万円不足し自分で用意する必要がある。
これに対し、経済コラムニスト大江英樹は、(日経新聞 H29/1/4)
2、1億円の試算は65歳から月35万円で25年間生活することが前提、と指摘している。 35万×12ヶ月×25年
生活費 35万/月は、かなり余裕のある金額で旅行や趣味を堪能できるリッチ型リタイア生活費である。
いわゆる、ゆとりある老後生活費である。(日経マネー H29年1月号p.27)
1と2は5年間の差があるが、この差額 2100万円(35万×12ヶ月×5年間)を差し引くと、強引に1億円となる。
彼は現在20万から25万円で生活している、と記載している。
条件は、住宅ローン完済、子供は独立しているので教育費はなし、
Maxで試算すると、 25万×12ヶ月×25年=75000万円
25万は夫婦の年金で賄える金額となる。ということで、アンケートで希望額の35万/月の生活をせず、それなりの生活をすれば1億は不要となり、不足額も不要となる。ただし、今後消費税が20%になった場合は、25万円では不足するかもしれない、がその頃は物欲や食欲もなくなっていると推測するので、なんとかなるだろう。
チョット安心した大江英樹のコラム記事でした。
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