熊野英生氏が消費低迷について「定年後無職」急増が原因と説明している。氏によれば、消費支出から論を勧めているが、当たり前と言えばそれまでの主張。
データに基づいて、下記のような消費支出を指摘している。
1、世帯主50歳代の1世帯消費支出は26万7072円/月である。
2、60歳以上になると、22万1080円/月に減る。60歳以上になると2割弱ほど消費支出が減る。
3、無職世帯(世帯主の勤労収入がない世帯)は、1世帯平均の消費支出が20万1713円/月であり、総世帯数のうち38.2%(H28年)となっている。
この情報だけでは、借家・持家の区別が分からない。これに、社会保険(健康・介護)・税金等が加わると当然赤字となる。この点については、記載がない。この点についても触れないと意味がない。
出典記事(H29/07/12)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52227
残念なことに、このデータの出所が不明である。総務省「家計調査」だろうか。
総務省統計局 Q&A(回答)
http://www.stat.go.jp/data/kakei/qa-1.htm
総務省統計局 (5)消費支出の10大費目分類
http://www.stat.go.jp/data/kakei/search/before.htm#a04
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