2017年3月アーカイブ

元本割れで年度末を迎えた、THEO(テオ)。一方、ど素人の未来投資は、プラスとなっている。
前出しの、橘玲氏「シニアにも出来る「正しい投資法」と「ど素人投資法」(「老後のお金」文藝春秋 編 2013/6/20 第3刷 p.50)を経験したことになる。

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先日もボヤいたが、公開している社員との違いは何だろう。従業員のポートフォリオと比較しても、何が原因かわからない。元本割れが続く原因を探るのもめんどくなった。THEOは、リバランスはどうなっていたかな?

現在の結論は、
1、未来投資がプラスとなっている。たまたまの偶然だが、グラフは右上がり。
2、専門家がやっているロボ・アドバイザーやラップは手数料が高く、かつ元本割れのため、今後は再考が必要。

以上となった。


株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

http://kibinago7777.blogspot.jp/

【メモ書き】
萩原博子氏の「生き返るマンション、死ぬマンション」(文藝春秋、H28/12/20発行、p.155からp.159)の書評となる。経済的な面からの本と予想したが...。

コンクリートの補強の下りである。コンクリートには、鉄筋が入っているが塩害を防ぐために、亜硝酸リチウムという、特効薬があるらしい。この薬品を塗布する訳である。(湿布の語句を使っている)
オーム社の「ビル管理試験 完全攻略(改訂3版)」(H28/4/15 改訂3版第1刷発行)の「建築物の構造概論」に「鉄筋コンクリート構造」の記述がある。
ここを見たが、鉄筋を保護する、「亜硝酸リチウム」なる物質は出てこない。

萩原氏は、コンクリートの劣化の原因と対策も記述している。ペアガラスもその一つとのこと。素人がわかり易いよう、専門書より詳しい記事を書いたことになる。あぁ、驚いた。

宴会と言えば、高橋洋一氏(当時、大蔵省勤務)が「戦後経済史は嘘ばかり」(PHP新書 2016/1/12発行、p.147)
バルブ期の頃の話しとして
一度、ある大蔵省の幹部の手帳を見せてもらったことがありますが、接待の予約が毎日3件くらいずっと入っていて、半年先まで埋まっていました
当然、断った接待もあっただろう。色々な商売が潤う訳だ。まあ、これでメタボにならなかったら不思議。

「バルブ」の語句から先日の新聞記事を思い出した。トップの一面記事(日経 H29/03/26付け)
アパート建築がバルブ期に入っている様相。日経では、「サブプライムローンの日本版を警戒」。
需要と釣り合わないアパート融資急増のひずみは着実に増加している、とのこと。家賃の推移はどうなっているのだろう。ひずみとのことだから、空室が増えていることになる。下落状況はどうなんだろう。
泣く人は銀行の甘い融資に乗って、アパート建て大家生活をしている人か、日本REITを持ってる人は、ウハウハか?

【備忘録】

投資の素人を対象とした本であるが、「インデックス運用」の利点を「まえがき」 や 第2章で述べているが、素人には今一つ他の方法とどう違うか分からない。この3連休に下記の本パラパラ読むと、何となく分かりかけてきた。

1、運用の困難さ

橘 玲 氏が(「老後のお金」文藝春秋 編、2013/6/20 第3刷、p.47?p.62)の本の中で「正しい投資方法」と「ど素人投資法」の題にて述べている。

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投資はプロでも難しい。まして素人は株価の動きを予測することは困難。
現代の投資理論によれば、理屈で投資しても失敗するだけだ。-省略- アクティブ型ファンドの平均的な成績は手数料分だけパッシブ型ファンドを下回るのだ。この"衝撃的"な事実が発見されたのは1960年代で、それから半世紀にわたってこの事実は検証され続け、いまでは驚きもなかれば反論の余地もなくなってしまった
経済学的に正しい投資方法はインデックスファンドを買うことで、それよりも運用成績がいいのはド素人の投資方法だ。p.50

資本主義が欲望の増殖装置である以上、「すこしでもゆたかになりたい」という世界70億のひとびとの日々の努力によってグローバル市場はこれからも拡大してい行くだろう。
もしあなたもそう考え、資産の一部でもリスクをとることができるなら、個人投資家にとってもっとも有用な金融商品はETF(上場投資信託)だ。p.58

この2月に日本証券業協会主催の「はじめての資産運用講座」に参加したが、「運用は難しい」の内容は記憶にない。従って、講座よりこの本から学べた。

2、個別銘柄への投資は博打の具体例  

退職金バカ」 中野晴啓、講談社新書、2016/9/20、p.113

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リスク管理から複数銘柄へ投資する必要がある。国内の上場企業数は、約3600社。個人が個別銘柄投資で満足の行く分散投資効果を得ようとする場合、資金が少ない。仮に3銘柄へ分散投資したばあいは、上場企業の僅か、o.o8%となる。この数値の確率に賭けるのは、合理的なロジックについて資産形成するとは考えにくい。資産運用というより、ほとんどギャンブルとなる。少額資金でしか運用できない個人投資家、とくに現役世代の個人が、ここまでの手間暇をかけて投資できるだろうか。もし、それが「面倒だ」というのであれば、投資信託を活用したほうがいいだろう。

※ 個別銘柄は避ける。但し、筆者は、セゾン投信(株)の社長のため、投信を勧めるのは当然か。

3、投資はゼロサイムで、勝った人がいれば負けた人がいる

※投資は鳥瞰の観点でグローバルに投資する。国内だけは虫瞰となり避ける。


4、株価の動きは人口増減と関係する。「人口が増えれば株価が上がる」という単純な真実

年収1000万円の貧乏人、年収300万円のお金持ち伊藤邦生、(株)KADOKAWA 2016/5/14発行 p.78

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人口が増えるとそれに伴って物流が多くなる。従って、経済活動が盛んになり株価も上昇する。実に単純明快な論理。
一方、日本は人口減少となっており、国内の株価の成長を期待するのは無理がある。もちろん、そんな下降傾向の日本経済の中にも成長企業があり、それを見つけた人のみ株で儲ける。しかし、特別な能力のある人は別だが、そんな素人はいない。

※ この本は不動産投資の指南書なので不動産投資の箇所は、端折る。資金が乏しい点と人口減と空き家問題を考えると「大家」は興味なし。

5、NISAには、Topixに連動するETF(国内株式)を割り当てる。「ほったらかし投資術」p.89

以上のことから、個人での個別銘柄投資は通常、元本割れとなり、Topixに連動する(株価平均値)インデクスファンドが他人任せの投資が一番である。グローバルに見れば、世界の人口は増加している。鳥瞰・虫瞰の観点で、山崎氏が主張する本となる。

6、専業主婦名義の資産額について

退職貧乏」 塚崎公義、祥伝社、2014/11/10,発行、p.177

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贈与税対策は、「ほったらかし」にはなかった内容なので参考になった。

7、ロボ・アドバイザーの記述がない。

出版を準備していた段階では商品化されていなかったと推測する。

現在、雨後の竹の子の如くあるが、ラップも含め、総じて、手数料が高い。THE0(テオ)は、1%+ETFの信託報酬、楽ラップは、総額1%未満とある。多分、コスト面から勧めないだろう。

昨日の東京都の百条委員会の様子、ネットで見る限りでは、進展はなかったようだ。
逆に、議員を諭したとか。
いごっそう を なめたらいかんぜよ」と誰かが言ったとか。

彼は、高知県北川村出身で高校卒業まで土佐で暮らす。

ウィキペディアでは、高知県安芸市出身とあるが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E6%B8%A6%E6%AD%A6%E7%94%9F

先日のローカル番組では、北川村で従弟さんが出ていた。

http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/3315/geodiary.html

久し振りに出品したところ、予想外の落札額でニコニコしていたら、落札額と入金額が大きく違っていた。
慌てて調べてみると、平成29年3月16日(木)午前0時00分以降の終了オークションより商品代金に落札システム利用料金
(落札価格の8.64%(税込)が差し引かれる。出典するには、プレミアム会員となることが必要で、498円/月が徴収されている。年間約6000円必要。

手数料が10%とは、法外の金額である。ヤフー会社はこの対策の一方法として、キャンペーンをやっているが、ヤフーへの囲い込みだろう。

プレミアム会員特典 Yahoo!マネー受取で落札システム料金が実質 0円!
Yahoo!マネーにすると、Yahooサイトの利用となり、使い勝手が悪い。現金化には手数料がかかる。

従って、どっちを選択してもヤフーは、これでぼろ儲け?? ひょっとして、株の配当金も急上昇するかな。

投資信託では、販売時の手数料を取らない「ノーロード型」が増えていることや、預貯金の金利を考えるとこの10%は、どう考えても高すぎる。

※キャンペーンのTポイントは、期間固定か
岡三オンライン:投信・販売手数料「ゼロ」記事(日経 H29/03/16付け)

稲田防衛大臣 アウト!!

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これは、これは、重要な資料が出ましたね。
稲田防衛大臣、昨日の国会答弁は、 が判明。
しっかり某元理事長と関係していましたね。この書類と昨日の答弁の食い違い。
いかに説明するか?、野党はどこまで追求できるか?

自民党が元理事長を国会へ呼ばない理由の一つがこれだったか。
招聘した場合、「何を言うかわからない」との事だったが......。

やっぱりね、国有地の払い下げに自民党の議員が何人関係しているのだろう。
8億円の値引き、議員の口利きが無ければ、無理だろう。

総理は、「犯罪者扱いで質問するな」と言っていたが、庶民から見ると「やってんじゃないの自民党の議員」となる。

さて、稲田防衛大臣、逃げ切れるか・否か、興味のあるところだ。

THEO-1周年 資産公開
https://theo.blue/shisan-kokai

19名の社員資産公表、当方を入れると20名となる。20名中、元本割れは1名のみ。それは、当方だ。

投資の素人は、預けっぱなしがベターということでやっているが、現在の所、ロボ・アドバイザーのテオは、元本割れが続く。

テオ社員の運用状況をネットでみると、皆さんそれなりの運用状況。社員と当方は、真逆の状態。どうなっているの??

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一方、日経の未来投資は、山崎元氏お勧めの投資信託等を加えているが、投信より固有株のゲインがある。

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この2者、どこが違うのだろう。

ここのところの株高の好影響を受けて、クジラがそうとう元気なようだ。

言うたち、いかんちや、おらんくの池には、潮吹くクジラが泳ぎよる!正に、雄大に高々と潮吹く状態だろう。
一時は、国会で叩かれるほどの、最低運用成績だったが...。

さて、荻原博子氏の著著「10年後破綻する人、幸福な人」(新潮文庫 2016/01/20発行 p.32)によれば、
東京OLバルブで2020まで好調でOLが景気の折り返し点と述べている。彼女によれば、NISAも含め投資して3年後の夏から損失が発生、となる。どうするベエ??

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優待券を求めて、チマチマ、楽しむか??

アッキード事件

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夫人には5人の専属スタッフとして国家公務員が付いていると国会答弁があった。が、首相は「私人」と説明する。

5人の給与・手当は、年間5千万円以上が出費されているはず。USAへ首相夫人として随行している。
これだけ、税金をつぎ込んでいるにも関わらず、私人との解釈。

もっとも、私人でなければ、戦前の教育勅語を学校教育の基本理念の森友学園の名誉校長はできないだろう。

血税を何千万円つぎ込んでも、首相は「公人」とは、絶対言えないはず。言えば、墓穴を掘るだけ。
国会答弁では、ノラリクラリとの返答を繰り返すだけだろう。

アッキード事件、もっと掘り下げろ!。当方、1円刻みで年金を削除されている。野党どこまで頑張れるかな??

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