経済的な本と思ったら...、ハード面の記述に驚く。

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【メモ書き】
萩原博子氏の「生き返るマンション、死ぬマンション」(文藝春秋、H28/12/20発行、p.155からp.159)の書評となる。経済的な面からの本と予想したが...。

コンクリートの補強の下りである。コンクリートには、鉄筋が入っているが塩害を防ぐために、亜硝酸リチウムという、特効薬があるらしい。この薬品を塗布する訳である。(湿布の語句を使っている)
オーム社の「ビル管理試験 完全攻略(改訂3版)」(H28/4/15 改訂3版第1刷発行)の「建築物の構造概論」に「鉄筋コンクリート構造」の記述がある。
ここを見たが、鉄筋を保護する、「亜硝酸リチウム」なる物質は出てこない。

萩原氏は、コンクリートの劣化の原因と対策も記述している。ペアガラスもその一つとのこと。素人がわかり易いよう、専門書より詳しい記事を書いたことになる。あぁ、驚いた。

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このページは、webmasterが2017年3月29日 17:34に書いたブログ記事です。

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