愛媛県の公務員獣医が日本獣医師会から退会している記事
産経新聞
http://www.sankei.com/politics/news/170821/plt1708210004-n1.html
公務員獣医師はどの地域でも不足しているらしい。そのため各自治体は給料を上げたり給付型の奨学金をだしたり、それでも絶対数は不足している。
ということは、公務員獣医師は多忙を極めていることが容易に想像できる。この状況に一矢報いたいのだろう。
しかし、日本獣医師会を退会してもデメリットは少ないと判断する。公務員だから職業・給料も保証されているし会費を納める必要がないのでかえって、メリットが大きいのだろう。
ただ、職能団体を離脱したばあい、その職能を向上する手立てが少なくなるように思うが、退会した愛媛の公務員獣医師はどうするのだろう。会員として意見を出し、組織の変革を選ばなかった、脱退という短絡的な皆さんが多いのだろうか。
このような愛媛県の公務員獣医師を侮辱するような記事はどうなんだろう。産経は再考すべし。まるで読売の前川氏の個人し好を記事にした件に似ている。
まあ、こんな記事より内閣府の関係者の記録無し・記憶無し、愛媛県職員・今治市職員に会ったことも「記憶無し」で対応している内閣府のあり方を記事にすべきだ。
例えば、東大名誉教授等の市民グループが佐川国税庁長官を罷免しようと署名運動で1万人が集まった。麻生大臣に対し、土地の処分の交渉記録を早期に廃棄したのは、公文書違反で訴え「罷免」を要求している。この1万人の記録、産経は知ってか知らずか、ダンマリの無視か?
産経は民意を掌握できず、記事の優先順位が理解できないらしい。
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