森友・加計両学園の審議と共通

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この見出しは日経の社説(H29/08/11)の一部である。自衛隊の日報問題で当事者の稲田氏の招致を拒んだ与党への痛烈な批判をしている。
社説では、「稲田氏不在では解明できない」とある。
素人が考えても当たり前、当事者を拒んだ与党は、真実の解明を望んでいないわけだ。これで幕引きとは、国民を馬鹿にしている。こんな与党はいらない。

昨日の 深層NEWS(BS日テレ22:00から)を、例によってひまだから見てしまった。

自民党からは、武見敬三・柳澤協ニ、野党から福山哲郎、学識者として日大の法学部教授で政治学が専門の岩淵氏の4氏が討論を行う。

自民党は、「稲田氏は大臣を辞退したので招致し説明を聞く必要無し」と主張、MCが日テレのアンケートを紹介する、65%がこの欠席に納得していない。この結果に武見氏
「今日の審議は自民党国対の判断である。結果審議は問題ないが今後は国民の反応が引き続き芳しくない場合は、国会招致の可能性もある」

ふ--ん、国民の7割は、「おかしい」と結論付けているが、自民党は国民の声に栓をしている。

大学教授は、今日は与党にとってダメージがあった。稲田氏の辞任式の晴れやかな笑顔は何を物語っているか

それで思い出したのが、中谷元氏が防衛省を去るとき惜別の涙を流したことである。対象的な両者の違いは何だろう。あの時、稲田氏の上ずった声と笑顔が大変印象に残っている。「これでおしまい、やっと好きな服や装飾品がOK」なんて思ったのだろうか。まさか、森友学園の裁判に復帰することはないでしょうね。

日報問題、PKO派遣は妥当だったか国会が検証するための第一級の資料となるが、PDCAで言えば、このチェックが抜かっている状態。北朝鮮のミサイルが4発、上空を飛ぶかもしれない。日本国の安全保障は大丈夫だろうか??

さて、色々な事を加味した社説であるが、功労人事で国税庁長官となった、佐川宣寿氏についても記述している。慣例の就任記者会見を見送った「諸般の事情」について「ぜひ明確にしろ」とこちらも手厳しい。

佐川宣寿氏は森友学園へ国有地の払い下げの経緯で「土地売買の交渉記録は破棄した」と再三国会で述べた。これで、内閣府まで波及するのを完全に止めた。安倍首相は感謝したのだろう、ご栄転でこの事案に答えたわけだ。こんなずさんな人が国税庁長官で日本国は大丈夫だろうか?という金が動いているのに関係記録なし、税金を湯水のごとく使っている。

ずさんついでに、国税庁のトップとして、個人番号で管理している国民の所得の記録も「破棄」すべし。

当方は、一円単位で在職老齢年金をカットされ続けられている。ブツブツブツ!

以上。

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このページは、webmasterが2017年8月11日 07:45に書いたブログ記事です。

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