産経がまた、分けの分からない記事を掲載している。
【2017.8.29 14:10】
http://www.sankei.com/affairs/news/170829/afr1708290029-n1.html
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確かに、閉会中審査で加戸前愛媛県知事は、獣医師の必要性をアメリカや感染症の観点から主張していた。残念ながら、今治市に獣医学部を設置した場合、愛媛県の公務員獣医師が増えるとの確たる資料は何も語っていなかった。換言すれば、公務員獣医師の必要性を述べたに過ぎない。
現実的に四国の人口は流失しており、預貯金も大都会へ流れている。ということは、今治市に獣医師の養成機関を設置しても愛媛県の公務員獣医師が増える担保は何もない。加計学園へ百億円も融資するなら、愛媛県への公務員獣医師を確保するために使うのがベターである。5億円でもよい、給与や給付型の奨学金を貸与すれば、少しは愛媛県で勤務する人も増える可能性がある。それでも保証は無いが......。
国会予算を考える立場なら、既成の獣医学部の充実を図ったほうが、費用対効果から判断して税金の効果的な使い方であろう。そういう点では、愛媛県は太っ腹!!。羨ましい!!
今回の閉会審議会のポイントは、加計学園への忖度があったかどうかがポイントである。従って、加戸前愛媛県知事の主張は、別問題であり、取り上げる必要もない。農林水産省へ意見を述べるべきである。
そんな訳で、産経のポイントのズレた記事がまたまた、ネットで公開されたに過ぎない。
当方は、共産党の機関紙「赤旗」を読むつもりはない、同様に政府の機関紙「産経」・「読売」を読む意思もない。ところがネットのYahooのトップページにアクセスすると、「産経」・「読売」の記事が出て来る。これって、マスコミの偏向報道だろうか??
以上です。